2007.03.13
【ITとカースト インド・成長の秘密と苦悩】
今のインドを知りたいなら・・・
■ 本の情報 ■
日本経済新聞社出版局 (2007/01)
■ なぜ選んだの? ■
ここ数年でイメージががらりと変わったインド。
とくにITを中心に理系の世界でのインド人の躍進は
目覚しいものがあります。
そんなインドの今とこれからを知りたくて
読んでみようと思いました。
■ どんな本だった?? ■
とてもわかりやすく今のインドについて書かれています。
著者の伊藤洋一氏は何度もインドを訪れ、
実際に見聞きしてきたことを基に執筆されていますので、
インド人が今、どのような考えを持っているかも
よく理解できました。
多民族、多言語、多宗教、そしてカースト・・・
インドは日本人が考える以上に複雑な社会です。
とてつもなく「しがらみ」の多い社会なのですが、
そこにカーストを超える職種である
ITエンジニアという職種が現れました。
コンピュータの2000年問題で
インド人エンジニアは世界に注目されるようになり、
英語が出来て、論理的に考える理系に強いインド人が
IT分野で大きく躍進したのです。
ITを軸にインドの都市は発展を遂げるのですが、
取り残された農村との格差は広がるばかり。
「インドとはこうだ」と一言では言い切れない
複雑で混沌とした国であることが
よくわかる本でした。
■ で、どう思った??? ■
ちょっと視点が違うのかも知れませんが・・・
やっぱり英語なのか・・・と思いました。
フラット化、ボーダレスと言われる世界では
英語というのは重要なのでしょう。
インドは英国植民地時代に英語を得ました。
日本の英語教育は見直す必要があると思います。
あれだけ学校で勉強するのに話せる人はごく僅かというのは
どう考えてもおかしいです。
中学・高校で6年も習ったのに・・・
受験のためではなく、
コミュニケーションのツールとして
英語が勉強できる環境の必要性を感じました。
今、インドの経済発展が注目されていますが、
その影に潜む様々な問題が描かれている本です。
今のインドを知るには、良い本だと思います。
興味を持たれた方はぜひ読んでみてくださいね。




自分じゃ決して選択しない分野の本ですぃ♪^^
インドって地理的にはそんなに遠くないのに
カレー以外に接点を見出せないわたし・・・(反省)
多民族、多言語なんですねぇ
歴史をしっかり学んで
国際社会に目をむけないと・・・☆^^
Posted at 2007.03.19 19:18:03 by けんすけ福店長